東京・銀座の象徴的な映画館「丸の内TOEI」が閉館することが決まり、映画ファンをはじめ多くの人々に衝撃を与えています。
1960年の開館から約65年の歴史を誇るこの映画館がなぜ閉館するのか、その背景や閉館日について詳しく調べてみました。
丸の内TOEIが閉館する理由は?
丸の内TOEIの閉館理由は、東映本社が入る「東映会館」の再開発が決定したためです。
東映会館は1960年9月20日に竣工され、同日に映画館「丸の内東映」としてオープンしました。
現在の建物は老朽化が進んでおり、再開発によって建物全体のリニューアルが計画されています。このため、映画館の閉館が避けられない状況となりました。
丸の内TOEIが閉館する背景は?
東映は、1960年から約65年間、自社作品を中心に上映する直営館として丸の内TOEIを運営してきました。
しかし、時代の流れと共にシネマコンプレックス(シネコン)の普及が進み、直営館の数は全国的に減少しています。
特に丸の内TOEIは、日本最後のロードサイドシアターとして、他のシネコンとは一線を画す存在感を持っていました。
しかし、施設の老朽化や観客動員の減少が重なり、東映会館の再開発に伴って閉館が決定されました。
閉館日はいつ?
丸の内TOEIの最終営業日は、2025年7月27日に決定しました。
東映の吉村文雄代表取締役社長は、閉館に際して「皆さまの記憶に残るような賑やかな終幕を計画している」とコメントしています。
閉館に向けて、東映作品の特別上映や著名俳優のコメントなど、多彩なイベントが予定されています。
さらに、長年の歴史を振り返る企画も実施され、ファンにとって最後の思い出作りの場となるでしょう。
まとめ
丸の内TOEIの閉館は、東映会館の再開発が主な理由となっています。
映画ファンにとっては寂しいニュースですが、閉館までの期間、様々なイベントが行われ、その歴史を振り返る貴重な機会が提供されます。
最後まで映画館の魅力を存分に楽しみながら、丸の内TOEIのグランドフィナーレを見届けましょう。
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