ドクターイエローは引退後どこで見られる?T4編成の保存場所と今後の検査方法を解説!

ドクターイエローは引退後どこで見られる?T4編成の保存場所と今後の検査方法を解説! トレンド

“見ると幸せになる新幹線”として親しまれてきたドクターイエロー(T4編成)が、ついにラストランを迎えました。

長年、新幹線の安全を支えてきたT4編成は、今後どこで見られるのでしょうか?

本記事では、引退後の保存場所や今後の新幹線の検査方法について詳しく解説します。

2001年から約24年間活躍したT4編成の歴史

ドクターイエローT4編成は、2001年に運行を開始し、約24年間にわたって新幹線の安全運行を支えてきました。

黄色い車体が特徴的なこの車両は、線路の歪みや電気設備を点検するために10日に1度のペースで走行。

その運行スケジュールが公開されていないことから、「見ると幸せになる新幹線」として多くのファンに愛されてきました。

東京駅でのラストランの様子やファンの声

2024年1月29日、T4編成は東京駅に到着し、ラストランを終えました。

車両の窓には「ありがとうT4」「ラストラン」の文字が掲げられ、沿線では多くの鉄道ファンが最後の姿を目に焼き付けようと集まりました。

SNS上では「長年ありがとう」「もう見られないのは寂しい」といった声が相次ぎ、注目を集めました。

引退後も見られる?ドクターイエローの保存場所とは?

T4編成は名古屋市港区の「リニア・鉄道館」で展示予定

T4編成の引退後の行き先として決定しているのが、名古屋市港区にある「リニア・鉄道館」です。

この鉄道博物館では、新幹線や在来線の歴史的な車両が多数展示されており、T4編成もその一部として保存・公開される予定です。

リニア・鉄道館の公式サイトはコチラ

展示開始時期や見学方法の情報

現時点(2025.1.30時点)では、T4編成の展示開始時期について正式な発表はありません。

一般公開が始まる具体的な日程や見学方法については、今後の発表を待つ必要があります。

展示が開始されれば、訪問者は間近でT4編成を観察できる貴重な機会となるでしょう。

T5編成はいつまで走る?西日本のドクターイエローの今後

JR西日本が所有するT5編成の引退時期(2027年以降予定)

現在も運行を続けるもう一つのドクターイエロー、JR西日本が所有するT5編成については、2027年以降に引退が予定されています。

具体的な時期はまだ確定していませんが、T4編成に続いて今後数年以内に運行を終える見込みです。

まだチャンスがあるT5編成の目撃方法

T5編成は、東海道・山陽新幹線の検査を引き続き担当しているため、今後も目撃するチャンスがあります。

運行スケジュールは公表されていないため、SNSや目撃情報を活用しながら遭遇の機会を狙うのが有効です。

ドクターイエローの役目を引き継ぐ新検査システムとは?

2026年から導入予定のN700S新幹線による検査方法

JR東海は、2026年度から2028年度にかけて最新車両「N700S」を新たに17編成導入し、その一部にドクターイエローの検査機能を搭載する計画を発表しました。

この新方式では、通常の営業運行中の新幹線が検査を行うことで、より高頻度での安全確認が可能となります。

AIを活用した新システムと従来の違い

新たな検査システムでは、レールや枕木の状態を自動で把握するセンサーや、電線の金具をカメラで撮影しAIで異常を検知する技術が採用されます。

従来のドクターイエローと同等以上のデータを取得できるとされており、より精密かつ効率的な検査が可能となる見込みです。

まとめ

ドクターイエローT4編成は引退後、「リニア・鉄道館」で展示されるため、引き続き見ることが可能です。

また、西日本のT5編成は2027年以降まで運行予定なので、目撃のチャンスも残されています。

さらに、今後は最新技術を搭載したN700S新幹線が検査を引き継ぎ、より安全な運行が期待されています。

ドクターイエローの役割は終わりますが、新たな技術による安全管理の進化に注目が集まっています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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